Windowsのネイティブ環境では構築がうまくいかない場合もあります。今回はUbuntu上でvirtualenvを使って新しいPython開発環境を設定する方法をまとめます。
前提
WindowsでWSLを導入して、Ubuntu環境を構築することについては以下の以前の記事をご参考ください。
virtualenvのインストール
virtualenvをインストールします。
(base) $ sudo apt-get update
(base) $ sudo apt-get upgrade
(base) $ sudo apt install virtualenv
Python開発環境構築
あらかじめ開発環境に使うPythonをインストールしておきます。今回はPython3.9を入れていきます。
(base) $ sudo apt-get update
(base) $ sudo apt-get upgrade
(base) $ sudo apt install -y python3.8-dev python3-pip build-essential
(base) $ python -V
Python 3.9.12
python3.9のインストールしてあるフォルダを特定して、そのフォルダを指定して、開発環境のベースとします。それをしないとUbuntuのデフォルトのPythonのバージョンになるので注意です。(Ubuntu20.04の場合、Python3.8)
(base) $ virtualenv -p /home/yutaka/miniconda3/bin/python3 ubuntu_env
(base) $ source ./ubuntu_env/bin/activate
(ubuntu_env) (base) $ cd ubuntu_env/
(ubuntu_env) (base) $ python -V
Python 3.9.12
今回はUbuntu上にvirtualenvでPython開発環境を構築する方法を説明しました。
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