WebUI(AUTOMATIC1111)でStable Diffusionを動かしてみます。比較的軽い環境で動くので、folk版のStable Difuusionしか動かなくても使える可能性はあります。今回は1から導入の手順をまとめました。(2023/3/20 不要な手順を省きました。)
※Stable Diffusionの最新の環境構築手順の記事を作成しました→こちらから
参考環境
参考までに今回の導入環境です。多分、このくらいが最低ラインの環境かと。もし、これからGPU搭載のPCを準備する場合は、参考記事:生成系AIを使うためのGPU搭載おすすめパソコンをご参考ください。
本体:Dell G5 5590
スペック:CPU Intel Core i7-9750H メインメモリ 32GB
GPU NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti(6GB)
導入準備
GPU環境の構築
前準備として、GPU環境を構築します。以下に要点を示していますが、詳しいGPU環境の構築については、別の記事にまとめていますので、そちらもご参照ください。(参考記事:WindowsへのNVIDIA CUDAのGPU環境構築)→WebUIではインストール時に自動でCUDA環境を設定してくれるようなので、設定不要なようです。手動で試したい方はご参考ください。(2023/3/20追記)
Pythonのインストール
Pythonをインストールしていない場合は、Pythonをインストールします。バージョンはPython3.10.6が指定されているので、それをインストールします。(Python3.9でも動きましたので、すでにインストールしている場合、近いバージョンなら問題ないかもしれません。)インストールの時にPythonにPATHを通すのを忘れないようにしてください。
Web UIのダウンロード
もし、Gitが入っていなければGitの公式ページからGitをインストールします。
続いて、PowerShellでWebUIインストールしたいフォルダに移動します。そこで、以下のようにコマンドを入れ、WebUIをダウンロードします。
> git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
モデルのダウンロード
Stable Diffusionの学習済みモデルを公開しているページから「ckpt」の拡張子のついているファイルをダウンロードして、インストールしたstable-diffusion-webuiの中のmodelsのフォルダにコピーします。
例えば、Stable Diffusionv1.5なら以下のページからダウンロードできます。
WebUIの起動
WebUIの中の「webui-user.bat」をクリックして起動します。コマンドプロンプトが起動し、以下の画面が表示されたら、「http://127.0.0.1:7960」と書いてある部分をコピーしてChromeのURL欄に貼り付けるとWebUIが起動します。
Embeddings:
Running on local URL: http://127.0.0.1:7860
To create a public link, set `share=True` in `launch()`.
WebUIを使ってみる
Promptのところに生成したい画像の「呪文」をいれて、Generateボタンを押すと画像を生成してくれます。
ControlNetなどの拡張機能の記事もありますので、是非ご覧ください。
もし、わからない点があれば、投稿フォームからご質問いただけたらと思います。
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