この記事は、Windows上でPythonを使うためのローカル環境を構築する方法を紹介しています。趣味でPythonプログラミングをする方にご参考にしていただければと思います。
Pythonのローカル環境構築のおすすめ
- ターミナルをインストールする。PowerShellを最新版にすることをおすすめしています。Windowsに最初から入っている「ターミナル」は古いバージョンのPowerShellだと思われるため、最新版をインストールすることを推奨します。
- Python本体をインストールする。Python公式サイト(Python.org)からインストーラをダウンロードして、インストールすることをおすすめします。
- エディタをインストールする。この記事では、Visual Studio Codeをおすすめしています。
最新のPowerShellのインストール
Microsoftのページでインストール方法を確認できます。「ターミナル」やインストール済みの「PowerShell」で確認し、最新版があればそれをインストールします。下記の例では、最新版が7.3.1.0が安定板だと分かったので、「winget install」コマンドで7.3.1.0を指定してインストールしています。
> winget search Microsoft.PowerShell
すべてのソース契約条件に同意しますか?
[Y] はい [N] いいえ: y
名前 ID バージョン ソース
----------------------------------------------------------
PowerShell Microsoft.PowerShell 7.3.1.0 winget
PowerShell Microsoft.PowerShell.Preview 7.3.101.0 winget
> winget install --id Microsoft.Powershell --source winget
Pythonのインストール
Pythonをダウンロードするには、公式サイト(Python.org)からインストーラを使用します。バージョンについては、最初は最新バージョンであるPython3.11を選んでもよいですが、最新のPythonのバージョンではライブラリがサポートされていないことがあるため、Python3.9くらいが良いと思われます。
複数のバージョンのPythonをインストールすることもできるので、必要に応じて別のバージョンのPythonをインストールすることもできます。
「Downloads」から「Windows」を選びます。
インストールはインストーラのあるバージョンの方がインストールしやすいです。「Stable Releases」のところから、「Windows installer」を選びます。今回は3.9.13の64bit版をインストールします。
インストーラーを起動してインストールを進めていきますが、途中「Add Python 3.9 to PATH」のところはチェックを入れておいた方が良いです。(参考:下の写真です、バージョンは違いますが。。。)
インストールしたら、PowerShellなどのターミナルを開いて、Pythonがインストールされていることを確認します。
> python -V
Python 3.9.13
この時エラーがでるようなら、再起動して再度試してください。それでもだめなら、PATHがうまく通っていないので、「環境変数を編集」からPythonのPATHを追加してください。
Visual Stadio Codeのインストール
Visual Stadio Codeの公式ページからダウンロードできます。
日本語化やPython拡張機能の設定など、もろもろありますが、そのあたりの詳しい説明はまた書いていきます。
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