ローカル環境で画像生成AIを始めたい人への2024年夏のおすすめパソコン

Stable Diffusion

2024.07.08

Stable DiffusionやKrita AI Diffusionなどでローカル環境で画像生成AIを始めてみたい方に向けて、2024年7月現在の最新のおすすめパソコンの選び方を紹介します。

画像生成AI（Stable Diffusion）をローカル環境で始めるためのおすすめパソコンの選び方
おすすめのPC

画像生成AI（Stable Diffusion）をローカル環境で始めるためのおすすめパソコンの選び方

Stable Diffusionなどの画像生成AIの環境構築をする上で重要なパーツを表に示します。

GPU（いわゆるグラボ）
GPUは最も画像生成AIの処理に関わる部分です。予算次第ですが、目的に応じて選びましょう。VRAMが足りないと条件によっては画像生成を実行するときにメモリ不足でエラーが起きることがあります。初心者には、ひと昔前ならGeForce RTX3060（12GB）をおすすめしていたのですが、現在、購入可能な新品PCはおおむね40シリーズに切り替わりつつあるので、安く始めたい方は、中古を探すか、パーツとして購入して自作PCを作る方法があるが（2024年7月現在パーツは入手できる模様）、どちらもハードルは高そう。

現時点でのおすすめはGeForce RTX4070（12GB）搭載PC。価格も性能もバランスは良くて、おすすめです。

ストレージ
いろいろなモデルを使ったり、画像生成をやっているとストレージはすぐに足りなくなります。Stable Diffusionをセットアップするのは高速で読み書きのできるSSDがおすすめです。昔なら画像や使わないモデル保管用にHDDやSSDでサブのストレージを持つのもおすすめです。私は当初、SSD500GBとHDD2TBのストレージで始めましたが（自作PC）、すぐに足らなくなり、あとにあってSSD1TBを買い足しました。それでもカツカツで、現在、増強を検討中です。

メモリ
いろいろ動かしていると16GBでは足らなくなるかも。BTOは16GBが基本なので、オプションで32GBにするか、後から買い足そう。