ノートPCでStable Diffusion WebUIをローカル環境で使う方のためのおすすめ外付けGPU

スポンサーリンク
Stable Diffusion
スポンサーリンク

Stable Diffusionをローカル環境で使うためにはNVIDIA製のGPUがほぼ必須です。高性能のノートPCを持っているのにGPUがないためにStable Diffusionが使えないが、新しくデスクトップPCを買わずに済ましたい方に向けてWindowsノートPC用のおすすめの外付けGPUを紹介します。

外付けGPUについて

外付けGPU(グラフィックスカード)は、ノートパソコンに追加して高性能のグラフィックス処理能力やStable DiffusionなどのAIアプリでは、高度な並列計算処理を行うための装置です。GPUはStable Diffusionをローカルで動作させるにはほぼ必須となります。外付けのGPUはGPUを入れるための「GPUケース(筐体)」と「GPU本体」からなり、GPUケースにGPUを取り付けてセットで販売されているものや、GPUケースとGPU本体を別々に購入しないといけないものがあります。

一般的には、外付けGPUはノートパソコンに接続するためのインターフェースとして、Thunderbolt3などの高速な接続ポートが必要でそれにより、高速にデータ転送を行うことができます。したがって、外付けGPUを使うためには、ノートパソコンがThunderbolt3のようなインターフェイスを持っていて、外付けGPUを接続できる必要があります。

また、外付けGPUは、一般的にGPUケースを余分に買わないといけないので、内蔵グラフィックスよりも総額では高価になることが多いです。外付けのGPUを買うより、同等のGPUを搭載したデスクトップ型PCを購入する方が割安になるケースも多く、がっつりStable Diffusionを使うにはデスクトップPCを用意する方が将来的な拡張や増強の余地を残すうえでおすすめです。

GPUの種類についてもStable DiffusionではNVIDIA製のGeForce RTX30xxシリーズや40xxシリーズ以上のGPUを選ぶ必要があります。Stable DiffusionでのVRAM容量ですが、画像生成だけでも8GB以上あったほうが無難です。追加学習してモデルを作ることを考えるなら12GB以上あるのが理想です。

外付けGPU選びの注意点

Stable Diffusionで使うための外付けGPU選びの注意点をまとめます。

GPU搭載品かGPU別売品か

値段だけで考えて選ぶと、GPUケースだけで実はGPU本体は含まれていないかった・・・ということもあり得ます。製品がGPU搭載品か、別売で別途GPUを買う必要があるか確認しましょう。別売の場合はGPUケース+GPU本体で考えましょう。

GPUメーカーとVRAM容量

これはデスクトップPCを選ぶ場合と同じですが、NVIDIA製のGPUを選んだ方が無難です。AMDのRadeonシリーズもちゃんと設定すると使えることもあるようですが、私は良く分かりません。初心者のうちは情報の多いNVIDIA製のGPUの方が良いと思います。

また、VRAM容量ですが、繰り返しますが、画像生成だけでも8GB以上あったほうが無難です。追加学習してモデルを作ることを考えるなら12GB以上あるのが理想です。

GPUの対応とサイズ

GPUボックスとGPUを別々に買う場合、そのGPUボックスが搭載するGPUの適合しているか、また、GPUボックスのサイズでGPUが入るか確認する必要があります。対応はしていても大きすぎてふたが締まらないということもあるかもしれませんので。

手持ちのPCのインターフェイス

手持ちのPCのインターフェイスが外付けGPUに対応しているかは重要です。ほどんどの外付けGPUはThunderbolt3が必要となります。USBではつながりませんので、手持ちのPCのスペックを確認して、外付けGPUの接続に対応していることを確認しましょう。Thunderbolt3は見た目はUSB Type-Cと同じで、稲妻に似たマークがついています。(参考:Thunderbolt3とは(住友電工Webページ))

OSが対応しているか

メーカーのページで使っているOSが外付けGPUに対応しているか確認しましょう。

PCのメモリは十分か

Stable Diffusionを動かすためにはそれなりにメモリを使います。最低16GB、できれば32GBのメモリがないとうまく動きません。メモリに増強の余地があるかもちゃんとみておいた方が良いです。

おすすめの外付けGPU

上記をふまえて私のおすすめの外付けGPUを紹介します。

SONNET eGPU Breakaway Box 750のGPUボックスGeForchttps://amzn.to/3oOjsFue RTX 3060(12GB)のGPUの組み合わせがコスパが良くておすすめです。GeForce RTX 3060には8GB版と12GB版があるので、必ず12GB版にしてください。このGPUボックスはiOSにも対応していますが、現状NVIDIAのGPUはWindows専用なので、macの方は使えないのでご注意ください。以下に商品へのリンクを貼っていますので、ご参考ください。もし、予算に余裕があれば、もっと上位のGPUを載せても良いかもしれません。その時は、GPUのVRAM容量とGPUのサイズにご注意ください。(amazonのGeforce GPUへのリンク

GPUボックス:SONNET eGPU Breakaway Box 750 (amazon購入ページへのリンク)

GPU:ASUSTek NVIDIA RTX3060 搭載 Axial-techファンと2スロット設計 DUAL-RTX3060-O12G-V2(amazon購入ページへのリンク)

Stable Diffusion
スポンサーリンク
鷹の目週末プログラマー

コメント